7月9日〜7月11日の2泊3日、静岡県御殿場市にあるYMCA東山荘に、年長の子どもたち26名と先生7名でキャンプに行ってきました。6月から年長組の保育室には大きなキャンププログラムが貼り出され、絵本「わんぱくだんのロボットランド」のお話やロボットづくり、探検ごっこなども交えながら、キャンプまでの約1ヶ月をみんなで楽しみに過ごしてきました。 絵本「わんぱくだんのロボットランド」のお話に登場する、けん・くみ・ひろしとキャンプ前から手紙のやりとりをたくさんし、東山荘で一緒に年長組が作った「ゆりぐみロビン」の本物のハートを探す約束しました。 はじめて保護者の方と離れて泊まることにドキドキする気持ちもありましたが、友だちや先生といっしょなら大丈夫と期待に胸をふくらませ、当日を迎えました。
7月8日(1日目)。朝、大きなリュックサックを背負い、ドキドキわくわくした表情で登園してきた子ども達。出発前には「いってきます!」と元気なあいさつをして、大型バスに乗り込みました。 バスの中では、歌を歌ったり、クイズやしりとりをしたりしながら楽しく過ごしました。窓の外にはだんだんと山や森の景色が広がり、「もうすぐ着くかな?」と期待が高まります。 東山荘に到着すると、まずは自分たちの荷物をロッジに起き、広場芝生で開会礼拝を行いました。みんなで静かに心を落ち着け、これから始まる3日間が素敵なものになるようお祈りしました。 礼拝のあとは、持参したお弁当を広げて昼食を美味しく頂きました。

午後は、キャンプ前から子ども達がとても楽しみにしていたネイチャープログラムの「ブルーシートスライダー」! ネイチャープログラムリーダーお手製の「さるボート」に石鹸水をつけて、座って乗って滑ります。最初は少し怖がっていた子も、いざ滑り始めると「もう1回!」と何度も何度も挑戦し、大はしゃぎでした。うつ伏せ、友だちと連結などいろいろな滑り方を経験し、全身びしょぬれになるまで思いきり楽しむ姿がありました。
夜のお楽しみ会は、みんなで楽しみにしていた「キャンプファイヤー」。 火を囲む前にはみんなで手を繋ぎ、「チクサクコール」で気合いを入れました。先生の合図で呪文「ビスタ!」を唱えると、勢いよく火があがり、大きな歓声があがりました。 そのあとは、火を囲んでお礼拝をしたり、ダンス♪タタロチカを踊ったり、花火、焼きマシュマロをしたりと、夜ならではの特別なひとときをみんなで楽しみました。

ロッジまで戻る帰り道は「肝試し」。 腕にライトを巻き付け、先生たちがかわいい、へんてこ、こわい格好に変装している道を通りながらロッジを目指します。はじめは怖くて涙が出てしまう子もいましたが、おともだちと励まし合いながら、最後まであきらめずに進むことができました。無事ゴールした後は、お菓子のご褒美をもらい、ほっとした表情を見せていました。
7月9日(2日目)の朝は、富士山のふもとの森を散策する「ふじさんぽ」へ出かけました。 静かな森の中で耳をすませて鳥の声や風の音を感じたり、丸太渡りをしたり、忍者のように木々の間を駆け抜けたり、洞窟の中を探検したりと普段なかなか味わえない自然の中で、五感を使ってのびのびと体を動かし、いきいきとした表情で楽しんでいました。

夜のお楽しみ会は、子どもたちがずっと楽しみにしていた「けん、くみ、ひろしのロビン探しとゆりぐみロビンのハート探しごっこ」。 キャンプ前から手紙のやりとりをしていたけん・くみ・ひろしからのメッセージを手がかりに、いよいよゆりぐみロビンのハート探しに向かおうとしたその時…。 なんと、ゆりぐみロビンがおそうじロボット(絵本に登場するロボット)にやられてしまい、体がバラバラになってしまった手紙が届きました。子どもたちは、ゆりぐみロビンからの手紙を読みながら、みんなと協力してゆりぐみロビンの体とハートのかけらを探し始めました。
雨が強く降る中、一つひとつパーツを見つけていくたびに「ここにあった!」「ハートのかけら何個あるのかな?」と大盛り上がり。 すべての部品とハートのかけらが揃い、ゆりぐみロビンを組み立て、胸にハートをいれるとゆりぐみロビンが喋り出し、子どもたち一人ひとりに作ってくれてありがとうの気持ちを込めた素敵なネックレスをプレゼントしてくれました。 子どもたちは「ゆりぐみが喋ってびっくりしたけど助かってよかった!」と、絵本の世界と自分たちの体験がつながったことを嬉しそうに話しながら、眠りにつきました。

いよいよキャンプ最終日。 この日は「寒沢の源流」探検に出発しました。 森の中の細い道を進み、倒れた木を渡ったり、大きな岩をよじ登ったり、冷たい川の水を触ったり、顔を近づけて川の水を飲んでみたりと都会ではなかなかできない貴重な自然体験を、最後まで元気いっぱい楽しみました。 東山荘で食べる最後のお昼ご飯は、先生たちが作った焼きそば。 青空の下で食べる焼きそばは格別で、「おかわり!」という声もたくさん聞こえてきました。
楽しかったキャンプもいよいよおしまい。 閉会礼拝をし、東山荘の方々に感謝の気持ちを込めて「ありがとうございました」としっかりお礼のご挨拶をしました。 大型バスに乗り込み、帰りの道中は心地よい疲れに包まれてぐっすり眠る子がほとんどでした。目が覚めると、もう白山通りに到着していました。

3日間のキャンプでは、子どもたちは緊張や楽しみ、さまざまな気持ちを抱きながらも、先生や友達と気持ちを通わせ合い、支え合う姿がたくさん見られました。親元を離れ、大自然の中での特別な体験を通して、自分自身の力でやり遂げることの喜びや達成感を感じた子どもたちは、心も体も大きく成長したように思います。この経験が一人ひとりの心の宝物となり、これから先の力強い一歩につながっていくことを願っています。
